「リタイヤさせる前に、リペア(修理)する。」

それはmacpacが何より大切にしていることの1つです。

可能な限り、何度でも修理して長く使うことで、資源を節約する。

自然を守り続けていくために、丁寧なリペアシステムを提供することが、

私たちのポリシーでもあります。

進化とリペアの生産拠点macpacの本社は、

ニュージーランドの南島の街、クライストチャーチにあります。

本社内にあるリペアルームには、国内のみならず海外からも、

10年20年と使い続けたバックパックが修理依頼で日々送られています。

その中で、日本からも愛着の詰まったバックパックが送られてきました。

13,4年前の購入以来、

使いやすい機能性とクラッシックな作りがお気に入りのKauri。

毎日の通勤から週末の山歩きまで、年間200日は使い続けたそうです。

丈夫な生地AzTec®ですが、穴も数か所に開き、

ジッパーは削れうまく閉まらなくなりましたが、

買い替えるよりも慣れたパックを使い続けたいと、修理依頼がありました。

リペアマスターは縫い糸を解き、ミシンに入れることができるまでパックを分解。

新しく作ったパネルや当て布を丁寧に縫い合わせていきます。

ストックされている多くの部品から、新しいファスナーとジッパーを取り付けます。

頻繁に擦れる部分には厚手の12oz AzTec®で補強しました。

リペア後、機能的には全く問題ない状態となりました。

長年に渡り当たった日の光で、生地の色は褪せてしまいました。

しかし、穴を作ってしまった日の思い出は、これからも色あせません。

また10年以上は持ち主の方と一緒に旅を続けられそうです。

愛着のある製品の一部が壊れてしまっただけで、使用を諦める必要はありません。

私たちはお客様の思い出や地球環境のため、可能な限り製品をリペアします。

それが自然への恩返しになると信じて。

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